発達障害について
発達障害とは、もともと持って生まれた発達上の個性(特性)があることで日常生活に困難をきたすことがある疾患です。発達障害の代表的なものとしては、自閉スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などがあげられます。これらの疾患に対して極力、薬物療法に頼らずに、臨床心理士と協力して、心理検査、認知行動療法などを行い治療していきます。ご本人の特性を知ることで仕事をする際や今後の自分の生き方に良い影響を及ぼすことができます。
<日常生活でのひょっとして発達障害では?と考える症状>
・コミュニケーションが苦手で人との上手な距離の取り方がわからず、トラブルとなりやすい。
・自分の思いや感情を相手に伝えることや人の気持ちを汲み取ることがうまくできない。
・自分の思い描くのとは違う想定外の急な変化に弱くパニックになる。
・問題解決・状況判断が得意でない
・あいまいな表現などが苦手
・不器用で細かい作業や運動が不得意
など
思い当たる症状がありましたらぜひ当クリニックに一度ご相談してみてください。
医師・臨床心理士による検査を踏まえて、診断をつけていき最善の治療を選択します。